東方光恩頼〜とうほうこうおんらい〜

1、光恩頼急〜こうおんらいのきゅう〜 (稲田姫様に叱られるから 東方風神録) 天・地・空


外つ世界より別れし幻想の郷、その郷は祈りと想いによりて千代に栄ゆる所なり。

どこからともなく諸人等の祈りが、遥かなる悠久の時より伝わりし楽の音になりて社に響く。

笙、その音は天よりさす光の筋。

篳篥、その音は地に営みをおくりし人の声。

龍笛、その音は天を舞う龍の声。

三管揃う時、それは宇宙となる。

 

表題の曲です。
雅楽で使われる主要な楽器である、鳳笙、篳篥、龍笛はその音色や音域から、天・地・空を表すと言われ、幻想郷そのものを雅楽で表現するには、まず神々の坐す「天」、人々が生活する「地」、そして弾幕ごっこの舞台である「空」を表現しなければ始まらないと思い、アレンジしてみました。

楽器は、雅楽の演奏形態である「管絃(かんげん)」に準じており、前出の三管以外に、楽琵琶、楽箏と言った糸物(いともの)や、羯鼓(かっこ)、鉦鼓(しょうこ)、楽太鼓(がくだいこ)の太鼓類である三鼓を取り入れ、千数百年の歴史がある雅楽の合奏演奏をイメージしてみました。

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